ギフトボックスを開けるハリー・ウィンストンのジュエリーと時計を纏った女性

製品のケアとメンテナンス


ハリー・ウィンストンのジュエリーとタイムピースは、最高峰のクラフツマンシップとデザインにより生み出されます。常に美しい状態を維持していただくため、適切なケアとメンテナンスをお勧めいたします。

ジュエリーのお手入れ


本来の美しさを保つため、ジュエリーは細心の注意を払ってお取り扱いください。

クラシック・ウィンストン・エメラルドカット・リング、テーパード・バゲットカットのサイドストーン

ジュエリーのお取り扱い

日常生活で起こりうる宝石や金属へのダメージを予防するため、ジュエリーのお取り扱いに関して以下の点にご注意下さい:

  • 激しい運動は、衝撃によるダメージの原因となる可能性があります。
  • 手を洗ったり家庭用洗剤に触れることで、ジュエリーが腐食や変色したり、皮膚にアレルギー反応を引き起こす可能性があります。また急激な温度変化により、宝石が破損する可能性があります。
  • 海水または塩素水での水泳はジュエリー損傷の原因となります。また、冷水により指が収縮することでリングが緩くなり、指から外れる可能性があります。
  • ローション、香水、ヘアスプレー、その他の化粧品を使用することで、ジュエリーに汚れとして付着したり、膜を張ることで光沢が失われる場合があります。
  • 直射日光に長時間さらすことで、エメラルドやターコイズなどの特定の宝石に損傷を与える可能性があります。
  • ガーデニングや砂場での使用は、ダイヤモンドなどの宝石と金属が摩耗する原因となります。
  • 睡眠中の着用は、無意識な動きによりジュエリーに衝撃を与える原因となり、また、血液の循環によりむくみなど身体への悪影響を及ぼす可能性があります。

ダメージからの保護

すべてのジュエリーは、様々なダメージの原因にさらされています。摩耗を出来る限り防ぐことで、損傷を最小限に抑えることができます。

起こりうる損傷の原因:

  • 衝撃:衝撃は、宝石の破損または金属へのダメージを与える原因となります。
  • 化学製品:接触することで宝石や金属が腐食する可能性があります。
  • 水:長時間浸けると金属の変色や宝石の劣化の原因となります。
  • 美容製品:残留物は光沢を損なわせ、アレルギー反応を引き起こす原因となる場合があります。
  • 日光、熱:長時間光や熱にさらすことで、特定の宝石の割れや変色を引き起こす可能性があります。
  • 劣化:専門的なケアを十分に受けず日常的に着用することは、金属や宝石を劣化させる原因となります。
  • セルフリペア:自宅での不適切なクリーニングや不十分な技術による修理は、損傷を引き起こす可能性があります。
  • 保管方法:金属と金属、宝石と金属、および宝石と宝石の接触は、宝石が破損したり金属が損傷する原因となります。

ダメージ予防のために

  • ジュエリーの状態を確認してください。ネックレスやブレスレットの留め金やイヤリングのポストやクリップなど、可動箇所に問題がないかご確認ください。可動部分に問題がある場合、石落ちや損傷の原因となる可能性があります。また、すべての宝石がしっかりと留められ、接合部分に問題がないかご確認ください。
  • 使用されない時はジュエリーを柔らかいポーチ等に入れ、販売時にお渡しするボックス、または金属と宝石が接触する恐れのない、仕切り等のついたファブリックケースに保管してください。

メンテナンス

定期的なメンテナンスは、ジュエリーを長くご愛用いただくために不可欠です。そのため、次のようなを方法をお勧めします。

  • 定期的なクリーニング:定期的なクリーニングは汚れを防ぎ、ジュエリー本来の輝きを保ち続けるために効果的です。しかし、すべてのジュエリーが自宅でのクリーニングに適している訳ではありません。複雑な装飾が施されたアイテムやヴィンテージ商品、またエメラルド、ターコイズ、コーラルやパールなどの硬度が低く繊細な素材や、その他シルクを使用したものなどは必ず専門のクリーニングにお出しください。
  • 専門的なクリーニング:専門的なクリーニングサービスの為に、少なくとも年に1回 または必要に応じて、ハリー・ウィンストン サロンへお持ちください。
    • サロンサービス:商品状態に問題がない場合にのみ、店頭でのクリーニングをご利用いただけるサロンがございます。
    • お預かりサービス:お預かりのジュエリーの状態を工房にてエキスパートが検品を行い、必要に応じて研磨・仕上げ直し・補修を行います。

時計のお手入れ


ハリー・ウィンストンの時計を長くご愛用いただくために、次のような点にご注意ください:

ハリー・ウィンストンの時計を身に着けた男性

お取り扱い方法

バッテリー

クォーツ時計が止まった場合は、できるだけ早く電池交換をご依頼ください。消耗した電池を入れたままにすると、ムーブメントに損傷を与える可能性があります。
電池の酸化を防ぐため、電池交換は約2年ごとにお勧めしております。
時計のコンディションを維持するため、また防水性テストを確実に行うため、電池の交換はHW認定サービスセンターをご利用ください。

クリーニング

時計はマイクロファイバーの布または綿棒、石鹼水のぬるま湯でクリーニングが可能です。優しく洗い流した後、非研磨性の柔らかい布で拭き取り乾燥させてください。
レザーやサテンストラップが濡れないようにご注意ください。
水がムーブメント内に浸入するのを防ぐため、必ずリューズが押し込まれているか、またはねじ込まれているかご確認ください。
水がムーブメント内に浸入するのを防ぐため、クリーニングの際はプッシュボタンを操作しないでください。

美容製品や化学製品

クリームや香水などの美容製品との接触は避けてください。時計の密閉性にダメージを与え、素材を腐食させる可能性があります。
上記の理由により、溶剤や洗剤、その他化学製品などの接触も避けてください。

宝石類

石を変色させる可能性があるため、化学製品、香水、洗剤との接触は避けてください。
時計がこれらの製品のいずれかにさらされた場合は、ぬるま湯で洗い、綿棒またはマイクロファイバーの布で軽く拭き取ります。その後非研磨性の布で乾燥させてください。
宝石類が確実に固定されているか定期的にご確認ください。衝撃等により、石や石を留める金属の爪が損傷する可能性があります。

極端な温度環境

ヘアドライヤーやラジエーターなどの極端な温度(0°Cまたは32F以下、60°Cまたは140F以上)に時計をさらさないでください。密閉性やバッテリーにダメージを与え、潤滑油に影響を及ぼす可能性があります。
高温はレザーやサテンのストラップの退色や、耐用期間を短くする原因となります。
非常に低い気温に長時間居る場合は、温度による影響を最小限に抑えるため、時計を手首に巻いて体温と同じ温度に保つことをお勧めします。

衝撃

衝撃により、時計のケースやムーブメントに損傷を与える可能性があります。
部品を破損したり、パッキンを傷つける場合もあります。
大きな衝撃を受けた場合は、必ずHW認定サービスセンターで点検を受けることをお勧めします。
時計とジュエリーを同じ手首に着用しないでください。メタルに傷を付け、石を損傷する可能性があります。

ストラップ

ストラップの摩耗の程度は、気候、汗、太陽への露出や特定の製品への接触、および時計の着用頻度により異なります。
レザーとサテンは汚れを吸収しやすい素材です。水、化学製品、石鹸、香水、油性製品は避けてください。
また、ストラップをできる限り美しく保つために、紫外線に長時間さらすこと、入浴やシャワーの際の着用は避けてください。

磁気

磁石、テレビ、冷蔵庫、スピーカー、携帯電話など、磁場を生じる製品の近くに時計を置かないでください。時計が磁気帯びをし、精度に問題を引き起こしたり、時計が止まる可能性があります。

保管

サファイアクリスタルの反射防止ガラスに傷を付けないように、ガラス面を下に置かないでください。
時計を他の時計やジュエリーのすぐそばで保管しないでください。お互いに接触することでメタルに傷が付く可能性があります。
時計は購入時にお渡しする付属の箱で保管することをお勧めします。持ち運びには時計を衝撃から保護するために専用のトラベルケースを使用してください。

ユーザーガイド

取扱説明書を注意深く読み、時計の設定を手順に沿い行ってください。

温水:密閉性にダメージを与える可能性があるため、時計をサウナ、ジャクジー等で使用しないでください。
海水/塩素水:海水または塩素処理されたプールの水に触れた場合は、ぬるま湯の真水ですすいでください。

時計の機能について

防水性

防水性はパッキンの劣化によって影響を受けます。ハリー・ウィンストンの時計は、2年ごとにHW認定サービスセンターで防水性を点検することをお勧めします。
水がムーブメント内に浸入するのを防ぐため、巻き上げや時刻設定後は必ずリューズがしっかりと押し込まれているか、またはねじ込まれているかご確認ください。水中でプッシュボタンやコレクター、リューズを操作しないでください。

巻き上げ

定期的に巻き上げることで、潤滑油の劣化を抑制することができます。着用しない場合は自動巻き時計を一か月に1回ほど巻くことをお勧めします。

アフターサービスについて

アフターサービス保証

ハリー・ウィンストンの公式サービスセンターにより行われたムーブメントの完全修理には、24か月の保証が付与されます。この保証は通常の摩耗、事故や過失によるや損傷には適用されません。

メンテナンスとアフターサービス

時計も車と同じように、精度や機能を保つために定期的なアフターサービスが必要です。潤滑油は時間とともに乾燥したり凝固したりします。ムーブメント内の部品が摩耗する可能性もあります。
約4〜5年毎にハリー・ウィンストンの認定サービスセンターで時計のメンテナンスを行うことをお勧めします。

詳細については、FAQをご覧いただくか、クライアントインフォメーション(0120-346-376)またはお問い合わせフォームまでお問い合わせください。